映画

切符もぎりは花形嬢の役と決まっていたのだ

◆「何度見てもすごい50本」決まる、「午前十時の映画祭」 カサブランカ▽第三の男▽天井桟敷の人々▽雨に唄えば▽ライムライト▽ローマの休日▽裏窓▽エデンの東▽ショウほど素敵な商売はない▽戦場にかける橋▽昼下りの情事▽鉄道員▽お熱いのがお好き▽十二人の怒れる…

観客数約10名弱

いつかわたくし自身がこの場で推奨をした映画「幸福」(市川昆監督)が最近漸くDVD化されたのだそうである。待望の声はわたくし以上に世間では多かったのだそうである。10月末にはDVD化を祝う試写会が行われ、実はわたくしもその試写会の公募に葉書を…

終末思想の歯触りの良さと、それを批判する側の歯切れの悪さ

LAタイムズ紙の今回のテーマは、偽科学。具体的には、終末思想(惑星衝突)についてである。荒唐無稽なSF映画を観て、本気にしてしまう人が多いのだという話。日本にもいるぞ、そういう輩。残念ながら友人にはなってあげられないが。そして、今回のターゲ…

知る人ぞ知る(知らない人は知らない)

上京してまだ間がない頃に、諸般の事情で暫く入院をしていた時がある。 昼間は所在なく、ベッド脇に置いた8インチか9インチのテレビを観ていた。 すると必ず映画「キリマンジャロの雪」を放映していて、「あれ。また、やっているよ。この映画。」と思った…

イタリア、ぼったくりの果てに、、、アマルフィ

久しぶりに映画館に足を運んだ。「アマルフィ」。以前からどうしてもこの映画が観たかった、というわけでは当然ない。出演者の中にことさら贔屓の役者がいたわけでもない。貰った映画館のタダ券の有効期限が近づき、仕事帰りに出向いたところ、レイトショー…