続・事件

「事件」(大岡昇平)を読んで、当時のドラマの配役について少しばかりの言及をした(「松阪大竹姉妹」3月23日付け参照のこと)。
そこで改めて、現代版にリメイクをすると仮定して、プロデューサーになったつもりで、わたくしの考える配役というものを披露してみたい。


◆坂井ハツ子(被害者、一杯飲み屋を経営)………………深田恭子
◆坂井ヨシ子(被害者の妹、被疑者の恋人)………………蒼井優
◆坂井すみ江(被害者の母、未亡人)………………林家パー子


上田宏一(被疑者、工員)………………松山ケンイチ
◆上田喜平(被疑者の父)………………浜田幸一ハマコー先生)


◆花井教諭(被疑者の中学時代の恩師)………………光石研
◆宮内辰造(被害者の情夫、不定職)………………香川照之
◆桜井京子(宮内の新しい情婦)………………井川ゆり蚊
◆大村吾一(被害者の店の常連、被害者の第一発見者)………………池乃めだか
◆清川民蔵(刃物店福田屋店主)………………井上陽水


◆谷本一夫(裁判長)………………松本幸四郎
◆野口直衛(判事補、右陪席)………………田中直樹(ココリコ)
◆矢野美彦(判事補、左陪席)………………六角精児
◆岡部貞吉(検事)………………イッセイ尾形
◆菊池大三郎(弁護士)………………柳家小三治


全体的に原作よりも少し高めの年齢設定となった。
被害者、被疑者、被害者の妹(被疑者の恋人)という縦の三角関係、そして、裁判官、検事、弁護士という横の三角関係が骨格となるので、そこの配役のバランスに意を用いたつもり。


本日の音楽♪
「Squall」(松本英子