昏く沈んだこの季節の空気がわたくしは嫌いではない。 「赤い竪琴」(津原泰水)。きっちり2日で読めた。 「創元」、しかも、「静謐な恋愛ミステリ」といった帯文句から、多島斗志之作品を連想せずにはいられない。しかし、その予想は裏切られる。 4章構成…
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